◆『競馬タイムズ・ホームページ版』の見方◆


【馬券作戦】
 馬券の対象は最高指数と近走指数の上位馬。あとは、指数を良化させる若馬と得意の条件で指数のいい馬。


◇◆◇ 競馬タイムズが初めての方◇◆◇

(1)GTは出走する全馬が勝ちたいレースですので出走馬のマックスの能力が発揮されます。本紙では、最高指数が重要になります。近走指数の良い馬については、更に指数を良化させる馬かどうか推理します。推理のポイントはレース経験の少ない馬と、叩き2走目や3走目のうまです。
条件戦では、クラスが下に行くほど近走指数が重要になります。この場合も、指数を良化させる馬かどうか推理します。  

(2)
「コース・距離上位馬」、「コース上位馬」などの欄に掲載されている馬は要注意です。掲載されている馬は得意の条件になるのですから、マックスの指数を出す可能性を持ちます。
渋化馬場の ときは「重・不良上位馬」をチェックして下さい。

◇◆◇ 競馬タイムズに少し慣れた方 ◇◆◇

(1)混戦レースか軸の堅いレースか見分ける必要があります。     
まず近走指数上位馬の間にどれだけ指数の差があるかに注目します。指数3 ポイントくらいの間に5頭以上がいれば、混戦レースになります。軸にな る馬が2頭まで、もしくは4頭のボックスまでなら勝負できます。     
しかし絞れなければ見るレースにするか、高配当になる指数上位馬の組み合 わせ馬券がお勧めです。

(2)
ハンデ戦は、既にある指数をハンデに換算する必要があります。     
小社ではハンデ1キロ=指数1ポイント(0秒1のスピード)と見なしてい ます。尚、最低斤量を52キロとしていてハンデ49キロでも52キロとみなします。しか し斤量に対する敏感さは競走馬ごとに個性があり、馬券作戦は難しくなりますので、 あまりお勧めできません。 注意すべき点は、(A)軽ハンデの時に指数が良い馬(軽ハンデ時に好走する馬)。 (B)斤量57を超えると極端に影響する馬がいますので、ハンデ57以上の時はその馬 の克服した斤量を調べる必要があります。  

(3)
指数上位馬の欄には、芝のレースではダートの指数は考慮されていません (ダートの場合は芝の指数)。それで、5走表を見て、ダート(芝)で良い指数の馬 がいたらその馬が芝で走る可能性をチェックします。

◇◆◇ 競馬タイムズに慣れた方 ◇◆◇

(1)お勧めは、競馬専門紙の5走表の上に、イシカワ指数を赤ペンで書き込むこ とです。     
そして良い指数を出したレースにマーカーで印を付けます。印は、たとえば 近走指数のトップが指数5なら、指数5〜指数8をマークしたレースに赤ペンで印を 付けます(勝ち負けの対象)。次に指数9〜指数11のレースに青ペンで印を付けます (連対圏の対象)。5走表のすべてに付けます。 芝のレースでダートの指数の場合は、少し変えた印として、見て分かるよう にします。     
こうしますと、勝ち負けになる馬がどの馬か、また、どのような条件のレー スで良い指数が出たかがすぐに分かります。

(2)
今回のレースでどれだけの指数が出るかを過去の指数から考慮します。 たとえば武豊や蛯名正から成績の良くない騎手に乗り替わった場合は、指数 で5ポイントくらい悪くなると見なしてほぼ大丈夫です。一般的に成績の良 くない騎手に乗り替わった場合は、その騎手がその馬でどういう成績であったかは重 要です。 同じように、良馬場で良い指数のある馬でも、重馬場の時は、その指数が再 現できるかどうか、その馬の重馬場適性から判断する必要があります。

(3)
指数上位馬でない馬が連対することがあります。そういう馬の特徴は(A)負け数(4着以下)が少なく、能力の限界を見せていない馬。たいてい は人気になります。 (B)調子をどんどん上げている馬。前走勝った馬は、もっと引き離して勝っ た可能性があります。 (C)★印しのたくさん付いている馬。末脚の良い馬は展開に左右されますの で、展開次第で連対します。


【5走表の見方】

◆*5走表の中の数値:イシカワ指数です。イシカワ指数は900万条件の勝ちタイムをゼロとして、それより速ければマイナス(▲印)を付ける。指数▲5、▲0、3、10を比較すると、速い順(優秀な順)に▲5,▲0、3、10となる。指数1ポイントは0秒1に相当する。
◆該当するレースで上がり600mのタイムが1番速かった馬には★印が付いている。
◆ダ:ダート競走を示す。表記はダートの「ダ」だけで芝のレースはなにも表記しない。
◆記号の意味:
《プラス要因》
 A:他馬が止まって見える程の瞬発力。
 B:最後は追わず大楽勝。
 G:積極的に勝ちに行く。
 Q:4角外を回り直線伸びる。
 i:道中又は直線速い脚を使う。
 P:4角内を回り鋭く伸びる。
 F:大きな不利あり今回は度外視。
 M:逃げて競り合いを克服。
 H:逃げて競り合いツブれる。
 E:ハイペースで逃げた馬。
 R:荒れ馬場(重馬場)巧者。
《マイナス要因》
 Z:単騎の恵まれた逃げ。
 Y:経済コースを通り恵まれた。


【最高指数上位馬(近走指数上位馬)の見方】

◆◎、○、△、×の記号は期待連対率。◎:50%、○:40%。△:30%、×:20%の連対確率を示す。記号のない馬でもここの名前のある馬は15%の期待連対率があります。
◆最高指数は過去1年半、近走指数は2ヶ月半までさかのぼって1番いい指数を掲載。その馬の最高能力や最近での最高能力を示します。その際、斤量、距離、コースや騎手などは考慮されていません。芝のレースでは、ダートの指数は対象になっていません。
◆*印は前走を示す。
◆ヤは休み明け(2カ月半以上)を示す。
◆「コース着差」の欄:芝かダート。馬場状態。距離。着順。着差。
◆「残り600m」欄:S,M,Hはペース。先、後は、残り600m地点で先頭か後方かを示し、先の場合は2番手との、後の場合先頭馬とのタイム差。上000は上がり600mタイム。★印は上がりが1番速かった馬。


【コース・距離上位馬などの見方】

◆コース・距離上位馬などは、指数の良いもの順に3頭表示。表示は、指数、馬番、馬名の順。



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